比較的簡単に始められるWEBライターは副業のなかでも人気の職種です。
筆者もwebライターとして10年活動していますが、ライターの副収入だけで稼げる月は本業と変わらない程度稼げています。
そんなwebライターですが、数多くのメリットもあれば、当然ながらデメリットも存在します。
そこで、この記事ではwebライターのメリット・デメリットを現役ライターのサイトウマサミが1mmも隠さず紹介します。
忙しいなか読んでくれているあなたのために、できるだけ完結にお伝えするのでぜひ最後までお読みください。
webライターのデメリット

物事の長短を知る場合、まずは悪い部分から知っておく方がいいと個人的には思います。
なので、デメリットから解説していきますね。
デメリット①:収入が不安定
冒頭で「それなりに稼いでいる」という話をしましたが、あくまで「稼げている月は」稼げているという事実はお伝えしなければなりません。
案件が重なって忙しい月は結構稼げますが、案件が落ち着いている月はまったくといっていいほど稼げないというケースもざらにあります。
なんなら収益0という月もあり得るので、安定して稼げる副業という視点でwebライターを見るのは危険です。
デメリット②:はじめは単価がものすごく低い
webライターを始める人のあるあるですが、はじめは単価(収入)がものすごく低いという点も理解しておかなければなりません。
どんな仕事でもそうですが、下積み期間は必ずあります。なにより、初心者に高額な報酬で依頼するというリスクをクライアントが取るわけもなく、まずはお試しということで安い価格を提示されるでしょう。
ただ、あまりに安すぎる価格の仕事はwebライター側にデメリットしかないので、ある程度は取捨選択したほうがいいと思います。
デメリット③:ライバルがかなり多い
webライターは比較的簡単に始められる以上、ライバルがかなり多いという点も注意が必要です。
一つの案件に対して何十人も応募して、そのなかから合格するというのはかなり狭き門と言えるでしょう。
デメリット④:案件を獲得するのが大変
前述したように、初心者でもプロでも案件を獲得するためには、ほかのライバルと競争しなければなりません。
はじめての案件を獲得しないと実績も提示できないので、なかなか収入に辿り着けない人も多く、そのせいで「webライターは稼げない」と言って辞めていくことになります。
インターネット上でwebライターが稼げないといっている人は、十中八九ここのゾーンの人でしょう。
デメリット⑤:時間管理が難しい
webライターは時間管理の難しさも付きまとう仕事です。
納期が決まっていて、それに向けて記事を執筆するわけですが、案件が重なるとその管理がどんどんシビアになっていきます。
稼げるwebライターは、もれなくこの時間管理がきちんとできている人だと思ってもいいでしょう。
デメリット⑥:それなりに疲れる
webライティングはとにかく時間がかかり、それなりに疲れる仕事なのもデメリットと言えるでしょう。
個人差はありますが、1000文字書くのにだいたい30分~1時間程度を目安とします。
案件のほとんどが3000~5000文字くらいの記事なので、単純に見積もって1記事に対して3時間~5時間はかかるとみていいでしょう。
加えて、初心者のうちは記事のパターンを掴めていないので倍近く時間がかかる可能性もあります。
「手軽にサクッと稼げる」というような幻想は抱かないようにしたほうが身のためです。
デメリット⑦:クライアントと円滑にやり取りできないと詰む
webライターは記事を書いて終わり、という仕事だと思われがちですが、それは大きな間違いです。
記事案件を受注する上で、クライアントとのやり取りは必要不可欠。
間にディレクターが入ってくれるサービスもありますが、だからと言って人付き合いがまったくないかというとそんなことはありません。
そのため、コミュニケーション能力も適度に身につけないと、webライター活動をしていく時点で詰むことになります。
webライターのメリット

ここまでデメリットを述べてきましたが、わりと続けるのが難しいと感じるようなないようだったのではないでしょうか。
ですが、デメリットがある以上にメリットも数多くあるのがwebライターという仕事。
ここからはwebライターのメリットについて解説します。
メリット①:誰でも始められる
webライターの最大のメリットとして、老若男女・年齢・資格のいずれも関係なく始められるというのがあります。
ネット上でのやり取りができ、かつ文章を正しく書けさえすれば10代の若者でも60代以降のシニアでも問題なく稼げます。
メリット②:作業する時間・場所を選ばない
作業する時間や場所を選ばないというのも、webライターのメリットの一つ。
仕事終わりに立ち寄ったカフェで作業してもいいし、自宅でゆったり書いてもいい。
深夜に集中して終わらせてもいいし、朝活でコツコツ仕上げてもかまわない。
自分なりの書きやすい環境で作業できるので、意外に続けやすい仕事とも言えます。
メリット③:自分のペースで勧められる
納期や締め切りに追われると前述しましたが、それはあくまで案件が重なればの話です。
自分なりに無理のないペースで案件を組めば、それほどストレスなく仕事を受注できますよ。
メリット④:設備投資が最小限で済む
webライターは設備投資がそれほどいらないのも大きな利点です。
パソコンとインターネット回線がありさえすれば、今からでもwebライターは始められます。
パソコンがない場合でも、スペックを絞ればそれなりに安く購入できます。
パソコンといえば10万円以上するイメージがある人も少なくありませんが、新品中古問わず探せば、案外格安で購入できますよ。
webライター向けのパソコンのおすすめ記事もあるので、良かったらチェックしてみてください。
【予算8~15万円想定の人向け】
【予算8万円台以下の人向け】
メリット⑤:実力に応じて収入が増えやすい
初心者のうちは思うように稼げないかもしれませんが、実力が上がるにつれて受注できる案件の選択肢も増えます。
それに応じて単価も上がって行きますので、結果として収入が大きく上がりやすいというのも注目すべきポイントです。
メリット⑥:副業からフリーランスにステップアップしやすい
副業としてはじめてステップアップしていけば、フリーランスに転向しやすいのもメリットです。
副業のままでもいいし、「本気でやればもっと稼げそう」「本業の収益を年収単位で上回ってきた」こういう状態になったら独立という選択肢も可能性としてあり得ます。
もちろん、見切り発車で独立すると大変なことになるので、あくまで収益状況を見極めてという注釈はつきますが、独立できる可能性は少なくありません。
メリット⑦:書けば書くだけスキルアップできる
収入ももちろんそうですが、スキルアップが実感できるというのもwebライターのいいところ。
文章の構成や仕組みを実感として習得できますし、リサーチしていくなかで論理的に思考しまとめる力もついてきます。
文章力が上がって行くにつれて、自分の文章の粗も見えて、どんどん研ぎ澄まされていくのを必ず実感できるはずです。
そういう意味で、収入は別としてスキルアップを目的にしたい人にも、webライターはおすすめです。
メリット⑧:長期的に稼ぎやすい
案件にもよりますが、中長期で付き合いができるクライアントが見つかると、長く稼げるようになります。
単発で終わるクライアントももちろんいますが、単発のつもりが長く付き合うことになる人というのも案外多いものです。
メリット⑨:アフィリエイトにも活かせる
文章を書く仕事ということは、そのスキルは自分のブログにも活かせるということ。
このブログもそうですが、広告を表示してその成果によって収益を得るアフィリエイトというサービスを活用しています。
正確に言えばwebライターとブロガーでは違った能力が必要になります。
ただ、webライターで培った文章力はブログに活かせますし、自前のメディアを持てばそれだけ収益の幅が広がるということ。
webライターだけでは安定性に欠けるのでブログとの両軸で進めていく方がいいのでは?と個人的には思います。
メリットとデメリットは表裏一体。自分に合った稼ぎ方をするのが大事
どんな仕事でもそうですが、メリットとデメリットは表裏一体。
良い面もあれば「これはちょっと……」という部分も必ずあります。
それを踏まえて、自分に合った稼ぎ方をしていくことが重要です。
- 個人的にwebライターは、
- 長く稼いでいきたい人
- リサーチが苦にならない人
- 一人でコツコツ作業するのが好きな人
これらの人におすすめの副業だと考えます。
webライターをやってみたい!という人に向けたwebライターのはじめ方の記事も近日公開予定なので、ぜひまた見に来てくださいね!
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