夏になるとサンダルを履きたくなる30代メンズは多いでしょう。
暑いのに蒸れる靴を履いてしまうとさらに嫌になってしまいますし、少しでも涼を得たくてサンダルで出かけるようになるのは当然のことではあります。しかし、あまりよく考えず「近所のコンビニに行くようなサンダル」を選んでしまっている人は要注意。
適当に選んでしまったサンダルのせいで、一気に「休日にその辺を歩いている近所のおじさん」化してしまいかねません。
そこで、この記事ではファッション系ライターとして10年以上活動している私が、30代メンズが避けるべきNGサンダルと、大人の余裕を演出できる「夏靴の最適解」について解説します。
30代が街履きで避けるべき「NGサンダル」の特徴
夏に履くべき靴を紹介する前に、まずはサンダルのNG事例から解説します。
30代メンズが避けるべきサンダルは以下の通り。
- クロッグサンダル
- 原色のスポーツサンダル
- 安価なビーチサンダル
クロックスをはじめとしたEVA素材(軽くて柔らかいプラスチック系の素材)で作られたクロッグサンダルは、コーデに組み合わせるとするなら基本的にNGです。コンビニに行ったり散歩したりの際に履く分には便利ですが、ちょい履きできる楽なサンダルという印象が強すぎて休日のおじさん化は避けられません。
マジックテープの主張が強い原色系のスポーツサンダルや、近場の靴屋さんのワゴンセールで売られているような格安ビーチサンダルも、水辺のレジャーにはぴったりですが、普段使いで履いていると「ダサい」「だらしない」と思われてしまいかねません。
そもそも、足の露出面積が多すぎると素足がダイレクトに見えるため、視覚的に清潔感が損なわれやすくなります。それが30代以降の大人メンズになれば、若いころに比べて肌のハリも減ってしまいますし、なおさらシビアに見られてしまいます。
それなのに、適当に選んだサンダルを履いてしまっていては、周囲から微妙な評価を受けてしまうのは仕方のないことだと言えるでしょう。
大人の夏靴は「レザーサンダル」か「スリッポン」が正解
「そんなことを言ったらサンダルなんて履けないじゃん!」と思う人もいるかもしれませんが、一概にそうとは言えません。
これまで挙げたサンダルは、結局のところ「安っぽい」「清潔感がない」「スポーティーすぎる」というのが問題になっているので、それを解消さえすればサンダルを履いても人に不快感を与えずにすむからです。
30代メンズが選ぶべき夏靴を具体的に挙げると以下の通り。
- レザーサンダル
- エスパドリーユ
- スリッポン
それぞれについて詳しく解説します。
レザーサンダル

暑いのが嫌で「サンダルを履きたい、けれどダサく見られるのはもっと嫌」という場合は、素材をレザー(フェイクレザーでも可)にするだけで印象はガラリと変わります。
レザー素材なら高級感も得られますし、色味も基本的に落ち着いているので、必要以上にカジュアル過ぎる印象にならずに済みます。足の露出を抑えつつサンダルを履きたいという場合は、レザーで足の甲の大部分を隠せる「グルカサンダル」という選択肢もあります。
個人的には日本発のシューズブランド「Organic handloom(オーガニックハンドルーム)」のグルカサンダルがイチオシです。
エスパドリーユ

必ずしもサンダルにこだわらないという人にはエスパドリーユもおすすめ。
エスパドリーユとは、ソールにジュート(麻)を使っていたり、アッパーの部分がコットンや麻などの通気性の良い素材で作られているという特徴を持つ靴のこと。浅めの靴の形状をしているので、サンダルほどラフな印象にはなりません。
素足で履いても問題ありませんし、かかとを潰してサンダル感覚でラフに履けるのも大きな魅力です。
エスパドリーユで有名なブランドとしてはSALVI(サルヴィ)が挙げられます。デザインもスッキリしているのでおすすめです。
スリッポン

少しでも涼し気に見えつつ、できれば肌触りの良い生地できちんと足をホールドしたいという人には、スリッポンがおすすめ。
レザーサンダルやエスパドリーユは素足で履けるのがメリットではありますが、肌にレザーが触れたり、かかと部分がパカパカしてしまったりするというデメリットもあり、それを不快に思う人も少なくありません。
その点、バックルや靴ひもがいらず足をスリップオン(Slip on/滑り込ませる)するだけで履けるスリッポンは、気楽に履けたうえにきちんとして見えるというメリットがあります。
素足で靴を履くのは嫌という人は、つま先とかかとだけを覆ってくれるフットカバーを履いてスリッポンを着用すれば、まるで素足で靴を履いているようにも見えますよ。
スリッポンは、奇をてらわない定番中の定番「VANS(ヴァンズ)」が、なんだかんだ言って一番使いやすいアイテムです。
「足元だけ」整えても夏のファッションは油断大敵
30代メンズが履くべき上品な夏靴は、前述の通り「レザーサンダル」と「エスパドリーユ」、「スリッポン」の3つです。
自分の好みに合った夏靴をゲットすれば足元の悩みは解決できますが、それだけでコーデがすべて問題なくなるのかというと、少し気が早いと言わざるを得ません。足元が決まったら、それに合わせる洋服もアップデートしないと、今度は足元だけおしゃれな状態になってしまいます。
特に、「洋服に興味がない」、「服選びがめんどくさい」という30代メンズにありがちなのが、「ヨレヨレのTシャツ」を着ていたり、「子どもっぽいショートパンツ」を履いたりするNGコーデです。首元がダルダルになっているTシャツは清潔感という観点から見ても論外ですし、上品な足元に合わない子どもっぽいデザインの短パンを履いてしまったら、せっかくの新調した足元が台無しになってしまいます。夏服は重ね着で誤魔化せないので、サイズ感もデザインの組み合わせも非常にシビアになるのがつらいところですよね。
ここまで、少しネガティブなことを述べてきてしまったので不安に思うかもしれませんが、大丈夫です。夏服コーデのアップデートはシビアだと言いましたが、アイテム選びで間違えなければそれほど難しくはありません。
30代メンズでもすぐに実践できる夏服の3つの鉄則は以下の記事でまとめているので参考にしてみてくださいね。

清潔感のある30代メンズのファッションロードマップはこちら
夏は服装がラフになりやすいからこそ、足元には「レザー素材」を使用した上品なサンダルや、スッキリした見た目の「エスパドリーユ」や「スリッポン」をチョイスしましょう。足元が上品にまとまったら、あとは服を少し変えるだけで、休日のおじさん感は激減しますよ。
30代からの身だしなみと清潔感を作る基本については、以下のロードマップで確認してみてくださいね!



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