Webライターとして活動をはじめて、テストライティングを通過したのはいいものの、なぜか継続案件には繋がらず悩んでいる人は少なくありません。
スッパリと打ち切られる場合はまだ諦めもつきます。しかし、期待を持たせる言い回しでやんわりフェードアウトされることもあるので、社交辞令とはわかっていても悲しい気分になってしまうんですよね。
私も10年以上のライター歴のなかで、何度も案件の打ち切りを経験してきているので気持ちはよくわかります。その度に、「自分のなにがダメだったのか」と自問自答をしてきましたが、問題は文章の良し悪しではない、という結論に辿り着きました。
継続案件としてクライアントと長く付き合っていくためには、記事の質と同じかそれ以上に「コミュニケーションが円滑に取れるか」が重要になるんです。そのことに気づいて連絡の取り方を工夫したところ、クライアント様との関わり方も変わり、2年以上継続できている案件とも出会えました。
そこで、この記事では案件を長く継続するためのテキストコミュニケーション(チャット作法)について解説します。
何よりも優先すべきは「即レス(確認しました)」の徹底

Webライターのクライアントとのコミュニケーションで優先すべき項目として「連絡のスピード感」が挙げられます。
案件についての連絡の取り方はクライアントによって違いますが、Webライターのようなオンラインの仕事においては、ChatworkやSlackのようなチャットツールを使って連絡をするケースがほとんどでしょう。そして、クライアントから連絡がきても「記事の仕上がりはまだだし、完璧にできたら返信しよう」と後回しにしてしまう人もいるかもしれませんが、実はそれが一番やってはいけないパターンなんです。
クライアントから連絡があったのなら、その作業やほかの事項についてできるだけ早く確認したいことがあるということにほかなりません。それに対して、いくら待っても返事がないと、確認しておきたいクライアントはどう思うでしょうか。
たとえば、朝に連絡がきたけれど本決まりの返答は夜にしか出せないとします。それに対して、「確認しました。本日の夜に改めて回答します」という言葉があるかないかだけでも、クライアントからの印象は大きく変わります。
即レスがあればディレクションするうえでの進行管理の不安は大幅になくなりますし、結果として信頼感を勝ち取れるようにもなります。不安感や不信感を抱かせないためにも、クライアントからの連絡に対してはできる限り「即レス」しましょう。
質問は「箇条書き」と「自分の仮説」をセットにする
ただ、即レスは大事ですが、何度も小分けにしてメッセージを送る五月雨式のチャットはNGです。1~2度のやり取りで完了できる事柄について何度もメッセージを送るのは、相手の時間を奪うのと同じこと。
だからといって、ダラダラと長い文章を相手に送るのも「結局なにが言いたいの?」と思わせてしまいかねません。
これらの問題を解決するためには、「要点を整理して簡潔に伝える」「箇条書きにしてまとめる」というのが重要になります。
「AとBの二つの方法がありますが、個人的にはAが良いと思います。なぜかというと〇〇といった理由があるからです」
このように、自分の仮説や提案を簡潔にまとめて添えれば、あなたがなにを言いたいのかが伝わりやすくなります。そして、相手からしても「指示待ちではなく自分で考えられるライターだ」と感じられますし、提示された選択肢を見てクライアントなりの判断をつけやすくなります。
チャット作法を武器に「高単価案件」へステップアップしよう
ここまで挙げてきたチャット作法を意識するだけで、クライアントとの連絡・連携は格段にしやすくなるはずです。
私が良くクライアントから言われているのが「サイトウさんは連絡が早くて助かります」というもの。
直近の納品は済ませてスケジュールに余裕があり、クライアントも少し会話をしたそうなタイミングがあったので、少しだけ踏み込んで聞いたことがあります。どうやら連絡がなかなか取れず、案件の進行が上手く組めないことにまいってしまっていたようでした。
クライアントとのそういった会話は滅多にないので、この件については今でも強烈に覚えています。表に出さないだけで、そのように悩んでいるクライアントはおそらく多いのでしょう。
だからこそ、正しいチャット作法を心掛けるだけでも、クライアントからの評価は格段に上がるはずです。
そして、このコミュニケーションの取り方は単価の低いタスク作業よりも、ディレクターとのやり取りが頻繁に発生する「高単価案件」でこそ真価を発揮します。もちろん、単価が安めの案件でもコミュニケーションは大事です。ただ、報酬の低い案件はどちらかというと、
- 大勢抱えるライターのうちの一人
- 進行管理に大きな影響がない
- 替えの効くポジション
といった傾向にあります。
一方、高単価案件は事情が大きく異なります。
- ライターが少ない
- 進行管理がシビア
- あなたにしか書けない
ライターにかかる責任や負担が大きいからこそ単価は高くなりますし、それをきちんとこなせれば案件も継続しやすくなります。
しかし、なかには「高単価案件なんて見つからない!」と悩んでいるライターも多いものです。それもそのはず、クラウドソーシングで案件を探していると、なかなか高単価案件には巡り合えないのが現実。そうした状況から卒業するためには、案件を探すプラットフォームを変えるのが一番です。
低単価フェーズを卒業し、高単価案件を獲得するための具体的な方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

Webライターが月5万円以上ゲットするための全体像はこちら
Webライターをしていると知らないうちに見失いがちになってしまいますが、オンラインの仕事も相手の「人」と対話して進行するビジネスです。相手の時間を奪ってしまうような独りよがりな仕事の仕方ではなく、全体のスケジュールを崩さず相手とのコミュニケーションを円滑にする仕事の仕方が、継続案件を手に入れるためには重要です。相手の時間を奪わないチャット作法を身につけ、手放せないパートナーになりましょう。
Webライターとして月5万円を稼ぐための全体像は、以下のロードマップで確認してみてくださいね!
-160x90.webp)


コメント