岩手を代表する秘湯、藤七温泉に先日行ったが、帰宅後致命的なミスを犯してしまい一日中硫黄の香りに包まれてしまった話。
野趣溢れる名湯『藤七温泉』は最高だったがやらかした
出典:楽天トラベル
朝でも昼でもこんばんは、mitakehanです。
温泉っていいですよね。東北に住んでいて一番役得だと思うのが近隣に名湯、秘湯、あらゆる温泉がちょっと足を伸ばせばすぐに行けることだと思っています。
そして先日、岩手の十和田八幡平頂上付近にある秘湯「藤七温泉・彩雲荘」に外来入浴で行ってきました。
ここがどのくらい秘湯かと言うと、営業期間は4月下旬から10月下旬まで。つまり、冬期間は雪深過ぎて営業できない場所にあるのです。
毎年、積雪の被害状況次第でお風呂の景観が変わってしまうのも注目ポイント。
その上、ちょっとした内風呂以外は野趣溢れる露店風呂。野趣が溢れすぎて近くを走る道路から見えるのではないかと思うほど。実際見えていたような気がしますが、雄々しいお風呂の印象が大きすぎて覚えていません。
そんな日本のヌーディストビーチ彩雲荘。泉質が単純硫黄泉なのですが、硫黄感が半端じゃありません。
浴槽の底には細かな泥(湯の華)が大量に沈んでいて、その泥で全身パックが可能なのです。
肌に良いのかどうか個人的にはわかりませんが、皆こぞってやっているくらいなのできっと良いのでしょう。
強い硫黄のお風呂に浸かり、その上さらに硫黄がたっぷりの泥パック。
素肌はもちろんのこと、その日に着た服まで硫黄臭くなるのは当然と言えます。
帰宅後洗濯を行う。そして気付いた致命的なミス
出典:楽天トラベル
お湯を楽しみ風情も楽しんだ後は、すっかり温まった体に満足し(山頂は10度程度とめっちゃ寒かった)悠々と帰宅。
お風呂帰りで硫黄の匂いが染みついた衣類とタオルを洗濯機にぶち込み、つけ置き洗いを行いました。
そして2時間後、洗い終わった服を物干しに掛けお酒を飲んで就寝。
そう、その時気が付くべきでした。洗い物の数が思ったより多かったことに。
次の日の朝シャワーを浴びて出勤準備をした時に、物干しに掛けていたシャツを着用。
その日一日、なんとなく硫黄臭がしていたのですが、あれだけ強い硫黄泉なのですから体にまだ残っているのだろうとそこまでは気にしていませんでした。
そしてその次の日、シャワーを浴びて体を拭いたときにバスタオルから漂う硫黄臭。
確かにそのバスタオルは温泉へ持って行ったものなので、いい感じに硫黄が絡まってしまったのでしょう。
朝から硫黄の香りを嗅いでなんとも言えない気分になりつつポロシャツを着用し出勤。
その時はっきりと理解しました。
「あっ、仕事用の服と温泉帰りのもの、一緒に洗ったわ……」
そこからはもう一日中、硫黄臭との戦いです。
商品を持った時に硫黄の香り。
書き物をしている時に硫黄の香り。
接客をしている時にと要所要所で鼻に飛び込んでくる硫黄臭。
もし人に「なんか硫黄臭くない?」と言われたら間髪入れずに土下座をする覚悟はしていましたが、幸い硫黄臭は周りに届いておらず、自分的に臭いだけだったようで事なきを得ました。
仕事も後半になるともう硫黄臭に慣れていましたが、それでも何をしていても気になるのも仕方がありません。あの感情はきっと恋だったのでしょう。
そんなこんなで帰宅後、あの香りから解き放たれてこの気持ちを誰かに伝えなければと書いているのがこのブログ、というわけでございます。
硫黄泉に入ったあとはしっかりと洗濯物をわけて二度洗いした方がいいですよ。
藤七温泉・彩雲荘の宿泊情報
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藤七温泉 彩雲荘(とうしちおんせん さいうんそう)
〒028-7302 岩手県八幡平市松尾寄木北の又
TEL:090-1495-0950(衛星電話) / FAX:0186-33-2660引用:藤七温泉HP
念のためリンクを貼りますが、細かい施設情報やそのほか宿泊・入浴情報は上の楽天トラベル、もしくは引用部分の彩雲荘HPでご確認いただけます。個人が書くよりそちらの方が確実ですから。
藤七温泉・彩雲荘。お風呂は最高の一言!洗濯だけは気を付けて
完全に自業自得な致命的ミスでしたが、お風呂は本当に最高でした。
確認したところ男女ともに水着着用OKとのことでしたので、混浴ですが女性でも気軽に入れます。
藤七温泉・彩雲荘が気になる方や岩手に旅行する機会のある方はぜひチェックしてみて下さい。山の上にあり非常に肌寒いので羽織り物は忘れずに。
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