仙女の湯は最高だった!岩手にある露天ならぬ野天風呂を満喫してきた

日常

岩手県網張温泉にある仙女の湯。露天ならぬ野天風呂として評判の温泉へ行ったら想像を遥かに超えた素晴らしいお風呂でした。目の前を流れる滝も、お風呂に行き着くまでの山道も、普段の生活では得られない魅力が満載だったので紹介したいと思います。

目の前に滝?野趣溢れすぎな野天風呂の仙女の湯とは

朝でも昼でもこんばんは、mitakehanです。

北東北に住んでいて個人的に役得だなぁと感じるのが、秘湯名湯が生活圏の近くにあるところです。

少し車を走らせれば日帰りで外来入浴することもできますし、温泉のはしごなんて荒業も可能。

夫婦揃って温泉好きなので、時間が合えばちょいちょい足を伸ばしています(主に嫁運転)。

先日もこんな記事を書きました。

藤七温泉に行って致命的なミスを犯して一日硫黄臭かったが後悔はない
岩手を代表する秘湯、藤七温泉に先日行ったが、帰宅後致命的なミスを犯してしまい一日中硫黄の香りに包まれてしまった話。

しかしながら秘湯と呼ばれる存在は、現在でもなかなかお目にかかることも難しいもの。

つい先日まで知らなかったのですが、岩手県網張温泉に「仙女の湯」というお風呂があることを知りました。

俗にいう露天風呂ではなく野天風呂と呼ばれる、山の中にある小さなお風呂なのですが景色もお湯も想像を超えた素晴らしさ。

そんな網張温泉「仙女の湯」の魅力を出来る限りお伝えしたいと思います。

記事後半にはホテルの情報も載せていますので、ぜひチェックしてみてください。

仙女の湯ってどこにあるの?どんなお風呂?

「網張温泉」とは、休暇村の敷地内にある5ヶ所の温泉のことを指します。
森を抜け、沢を横切りやってくる温泉は、容赦の無い熱さ。
秘湯ぞろいの東北なかでも、古くから万病に効くと伝わる岩手県の網張温泉の一軒宿で、
伝説の温泉を堪能し、旅の醍醐味を味わいます。

引用:網張温泉公式HP

岩手山の麓で営業されている休暇村岩手網張温泉は、1300年もの歴史を持つ名湯として知られています。

キャンプ場やスキー場などもあり、季節に応じて様々な楽しみ方ができる人気のスポット。

登山客などでも賑わうこの網張温泉には網張温泉ホテルや、日帰り入浴専門のビジターセンターなどもあり、宿泊だけではなくタオルを持って行き、外来入浴を満喫することもできます。

仙女の湯は網張温泉ホテルで入浴できるお風呂の一つで、本館からおよそ200mほど離れた山の中にある混浴野天風呂なのです。

仙女の湯に入るには注意が必要?ホテルフロントで告げられた注意点

早くお風呂に入りたいmitakehan夫婦は、午前11時くらいに網張温泉ホテルへ到着。

そして、意気揚々とホテルのフロントへお風呂の情報を聞きに行ったわけですが、告げられた受付時間は昼の12時から2時までという事実。

ならばとホテル内のレストランでざるそばを注文しました。

余談ですが岩手県雫石は美味しいお蕎麦屋さんがいっぱいあります。

食事を終え車で少し時間をつぶしたあと、改めてフロントへ。

そして外来入浴料金一人400円を支払いましたが、その日は朝から小雨が降っていたこともありフロントの方から「雨が強く降り始めたらすぐにお風呂から上がってください」と言われました。

はて?どういうことかな?と思っていると、

「鉄砲水の危険があるので雨の日は、場合によってはお風呂に入ることが出来ない」

と教えてくれました。

自称晴れ男のmitakehan、お風呂に入る時点で晴れ間が見えてホッと一安心です。

冬期間は入れない。野天風呂の入浴可能期間

普段聞くことがあまりない鉄砲水というワードがナチュラルに出てくるあたり、今いるこの場所は山の中なんだなぁと再認識。

温泉に来る前に軽くリサーチして知ったのですが、網張温泉はスキー場もあるので冬にも温泉を楽しむことが出来ます。

しかしながら仙女の湯に関しては冬期間の入浴はできないそうなのです。

入浴可能な期間は5月から11月までの雪のない時期のみ。

自然の中にあるだけに、天候などはしっかりとチェックしていった方がよさそうです。

湯浴み着や水着も着用可能。女性でも安心して入ることができる

夫婦で混浴野天風呂に挑戦ということで、フロントの方に気になる点を聞いておくことに。

それは女性の入浴客には大事な「あの」こと。

そう、水着や湯浴み着を着て入ることができるのか?という問題です。

網張温泉ホテルに来る前にビジターセンターで聞いたところ「水着はNGだけど湯浴み着はOK」と聞いていたのですが、念のため本館でも確認しました。

そうしたら、

「どちらも着用していただいてもかまいません」

と返答して貰えました。

きっと情報の行き違いがあったのでしょうね。

ちなみに湯浴み着はフロントで申請すれば300円で貸し出ししてくれるそうです。

これなら女性客でも入ることができて安心ですね。

いざ仙女の湯へ!道中がガチ山道だった件

そんなこんなのやりとりを終え、いざ仙女の湯へ!

ということで本館をでたら左に向かうのですが、ここで注意点として本館の左側には2つ道があり、一つは橋が架かり足湯もある遊歩道。

こちらはビジターセンターへと続く道なので、間違えないようにしましょう。

初め良く分からずそちらに向かいそうになってしまったmitakehanからのお知らせです。

仙女の湯へは本館すぐ横にある道を通って行きます(画像を取り忘れたので今度機会があれば撮影してきます)。

建物の敷地を抜け仙女の湯への道に入ると、

こんな感じの景色が目の前に。

どう見ても山道です、ありがとうございます。

とはいえ、傾斜のある場所は整備されていて、

このような感じで階段になっているので、そこまで足元が不安定ということもありません。

こうなると軽い気持ちでサンダルを履いてきたことが悔やまれます。

家を出る時点では蕎麦を食べる、車で行ける温泉へ向かう、くらいのプランしか立っていなかったのでかなりの軽装。

次回は登山靴で挑もうと心に決めました(おそらくしっかりとした靴を履くと海へ連れて行かされます。)

そうして歩くこと10分ほど、道の奥に小屋発見。

これが仙女の湯の脱衣所です。

年輪を感じさせるシンプルな立たずまいの小屋へとたどり着きました。

少しピンボケしてしまっていますが、小屋には立派な看板があつらえられていました。

小屋の中には電気などもなく、ただただシンプルな脱衣スペースがあるだけです。

お風呂は本当に気持ちよく絶景だった

こうして仙女の湯にたどり着いたmitakehan夫婦は意気揚々とお風呂へ。

脱衣所を抜けた先にある光景はまさに絶景。

お風呂から目と鼻の先程度の距離には勢いよく流れる滝があり、浴槽の横には沢も流れています。

残念ながらお風呂内部の撮影許可を得ていなかったことに加え、他にも入浴している方もいたので撮影は断念しましたがせっかくなのでじゃらんさんからお借りしてました。

 出典:じゃらんネット_休暇村岩手網張温泉

自分が撮ったピンボケ写真よりずっとわかりやすく、素敵な写真です。

私が行ったのは雨の後ということもあって、滝の勢いはさらに強かったです。

岩がゴロゴロと転がり、すぐそばに沢がある。

まさに「野天風呂」といったところでしょうか。

整えられたキレイな温泉や旅館も大好きなのですが、こういった歴史を感じるスポットも秘湯好きとしてはたまりません。

休暇村岩手網張温泉情報|電話番号・地図など

住所:岩手県岩手郡雫石町網張温泉

電話番号:019-693-2211

近場にお住まいの方なら外来入浴で、日をまたいで全てのお風呂を楽しむことも可能ですが、受付時間が12時から2時までとかなりタイト。

じゃらんの口コミも総合☆4.1と高評価ですし、一度泊まってみるのもいいかもしれませんね。

宿泊プランやアクセス情報などはじゃらんネット 網張温泉ページ で直接確認するとわかりやすいと思います。

 今度は泊まってお風呂を制覇したくなるくらい仙女の湯が良かった

嫁の発案で様々なお風呂を堪能しているmitakehanですが、仙女の湯は秘湯感も飛びぬけていて別世界のようでした。

外来入浴でも楽しめますし、宿泊して全てのお風呂を堪能するのもまた一興。

今度はぜひ泊まってみたいと思ったmitakehanでした。

同じ日に別の温泉にも行ってました

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実はこの仙女の湯へ行った後、国見温泉石塚旅館へも行ってました。

まさしく温泉の「はしご」です。

ほかの温泉も気になる方はぜひ読んでみてください。

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