質問します。
「Mr.Big」と聞いて昔バンドを組んでいたあなたはどの曲を思い浮かべますか?
Daddy,Brother, Lover,Little Boyでしょうか、それともColorado Bulldog?王道のTo Be With Youもいいですね。
しかしながら、個人的には「TakeCover」を推したい。
どうも、朝でも昼でもこんばんは、mitakehanです。
Mr.Bigという名前を聞いても2018年現在の若者、20代より下の世代にはあまりなじみがないのではないでしょうか。
「昔バンドやっててさぁ。Mr.Bigのカバーとかしてたんだぜ!」なんて上司に言われて、誰だよ……と思いながらも「ああ、はい」と生返事を返してしまった人もいるかもしれませんね。
Mr.Bigはジャンルで分ければハードロック。
EDMやミクスチャーが全盛の現代ではあまり聴かれなくなったジャンルでもあります。
しかしながら、聴いてみると意外と聴きやすい曲も多く揃っているかもしれませんよ?
今回は35歳以上には懐かしい、若い世代は案外聴きやすいかもしれない、そんなMr.Bigの珠玉の名曲TakeCoverを紹介してみます。
Mr.Bigとは?ざっくりと説明
ボーカルのエリック・マーティン、ギターのポール・ギルバート、ベースのビリー・シーン、ドラムのパット・トーピーによって結成され、1989年にメジャーシーンにデビューを果たしたアメリカのロックバンド。
技巧派のビリーとポールの速弾きなどが話題に上ることも多いけれど、それと同じくらい電動ドリルを使用した実験的なプレイスタイルもまた多くの人に語られています。
華のあるエリックのハイトーンボイスや、パットの堅実なドラムスタイルも合わさり一躍トップスターへと昇り詰めました。
後にポールの脱退による解散や2009年のオリジナルメンバーでの再結成など、話題に事欠かない存在でもあります。
ちなみに、解散年の2002年にはベースのビリー・シーンはB’zのサポートメンバーとして参加していたこともあります。
意外と知らない人も多いみたいですね。
Mr.Big「TakeCover」
Mr. Big – Take Cover (MV)
パットのシンプルでタイトなドラムラインで始まるこのTakeCover。
ポールのソリッドなギターにビリーの高音域のベースが重なり、その後はある意味淡々としたリフが続きます。
エリックのハスキーながらもシャープな歌声に加え、あえてテンションを溜め込むように淡々と演奏するに徹するバックの面々。
これにより曲に緊張感が生まれているような気もします。
そして、抑えに抑えたテンションがサビで開放され、曲に大きな広がりが生まれるのです。
このTakeCoverという曲は、昔はテンションを上げたい時に聴いていたのですが、大人になって改めて聴いてみると泣きたくなるほどエモーショナル。
晩酌をしながら物思いにふけりこの曲を聴くと、なんとも言えない感動が胸に広がります。
ギターの速弾きを全面に出しているわけでも派手な曲構成でもない、よく聴いてみるとMr.Bigの中では異質な曲ですが、夜に聴くにはとっても丁度良い。
段々と音楽を聴くことも少なくなる大人世代、一度原点に立ち戻って夜の一時にこういう曲を聴きなおしてみるのもいいかもしれませんね。
久しぶりにMr.BigのTakeCoverを聴いたら泣けてきた
この記事もまとめの部分に差し掛かかりましたが、このタイミングでTo Be With Youが流れて来て不覚にもグッときましたが、
Mr. Big – To Be With You (MV)
あくまでこの記事はTakeCoverの紹介記事、気を強く持ちます。
バラードというには激しく、ハードロックというには優しい旋律。
午前0時に何か聴く曲を探しているのなら、一度TakeCoverを聴いてみてください。
意外とハマるかも知れませんよ?
他にもあります。午前0時くらいに合いそうな曲
深夜帯、特に午前0時くらいに合いそうな曲を独断と偏見で随時まとめています。
ぜひチェックしてみてください。
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